どんなビジネスでもレバレッジはかけられるはず


2019 / 11 / 20

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レバレッジは主に金融業界で使用されている言葉ですが、いわゆる「てこの原理」で他人資本を使うことで自己資本に対する利益率を高めることと、定義されています。

代表的なもので言えばfxや株です。

正規業者でのfx取引においては規制があり、MAX25倍までの信用取引が出来ます。ですので100万円の入金があれば2500万円までの運用が可能で、ドル円市場の場合単純計算で1円動けば儲けが25万円になる計算です。 張った逆をいけば当然ー25万円になる訳です。

自分の使った労力に対して「てこの原理」が働いているという意味合いで金融以外でも用いられています。

youtuberなら動画を投稿して、再生回数が増えれば広告収入が得られます。広告効果があると判断されれば広告単価が上がり広告収入も上がります。投稿した動画に対しては相乗効果はありますが、それ以上の労力はおきません。月日を重ねて収入が増える事があるのでレバレッジが効いていると言えます。

歌手の場合も似たような事があります。曲の売り上げやライブの売り上げからの収入もありますが、今はPVをyoutubeで上げ再生回数からなる収入やカラオケで歌われれば労力を使わなくても印税が入る仕組みのビジネスモデルなのでレバレッジが効いています。動画からの相乗効果で売り上げも伸びてライブの集客にもなるでしょう。

身近な仕事で言えば営業業務ではないでしょうか。営業は大きな労力がかかってしまっても1件当たりの単価が大きい場合だとレバレッジが効いているし、継続的な売り上げが入ってくる契約の場合レバレッジは効いていると言えます。

製造業はどうでしょう?まったくレバレッジが効きません。1つの製作物は1ヵ所からしか収入が入りませんし、1つの製作物から継続的な収入もありません。 いきなり2倍、10倍で売れるものではありません。 当然、作業員も給料は上がりません。だからといって残業代を稼ぐためにダラダラ残ってもそれは目先の金額であって、生産性が悪すぎて長い目でみれば圧倒的に悪手です。 ただレバレッジが効かないからと言って、何も策がないわけではないと思います。 作業員ベースで言えば、より早い時間で完了すれば時間は浮きますし。 じゃあ生産性を上げるために、全体の底上げを図る人材育成の仕組みを企画すればいいし、「ここを機械導入すれば早くなるんじゃね?」って事から設備導入の提案をする事もできる。 モノを作るための時間にレバレッジは効かせられるはずです。

単純に同じ給料をもらえて、半日で仕事が終わればあんな事やこんな事も出来るはずです。

結果を出せば給料が上がるかもしれないし、それが難しいなら収入を増やすための時間は出来るはずです。

製造業において作業員は、広く浅くでもいいので様々な学習は必要になると思います。

どう作れば効率あがるか?どうゆうマネージメントをすればいいか?業界の動向はどうなのか?異業種はどうやっているのか?

パッと思いつくだけでも沢山あると思いますので、レバレッジが効かないからと言って諦めたら試合終了ですよ?

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