看板鉄骨製作

株式会社ユーネクサス 

株式会社ユーネクサスは東京都足立区に本社を構え、看板製作・看板取り付けの設置も行っている会社です。 また設置だけにとどまらず、広い知識と長年の経験で培ったノウハウがあるので多種多様な施工も可能ですし、メンテナンスも行っている会社です。

インタビュー

(ビーワン)録音していきます。普段通りと言いますか、ラフな感じでお願いします。(笑)

(ユーネクサス)まあ、慣れてるから(笑)

こうゆうインタビューとか多いんですか?

結構きてるよ。

雑誌とか、WEBですか?

専門誌とか業界紙だよね。取材ってほどではないけどコメント書いてくれとか記事書いてくれとか、まあチョコチョコやっているよ。

あー。本当にピンポイントなんですね。

そう。ピンポイント。看板屋の場合は何故あんなに業界紙が出回るかというと、我々みたく施工をやっている会社、製品に携わっている会社、看板を取り扱う広告代理店、色々幅広いじゃない?

そうですね

土居さんも見て分かる通り、意外に大型じゃない?建築系に近い仕事なので、看板と言っても携わる業種が多くて分野が分かれるので多種多方面の人が携わるので作られると思うんだよね。

現場行ってビックリしたのが、ユーネクサスだけでも物凄く多い作業に携わっているなと思いました。

そうそうそう。それでサインスクールって言う看板に関する学校があるんだけど、看板屋は教える事が多種多様にあるので、各会社から新入社員や中途採用された方とかデザイナーをやっているんだけど現場を全然知らない人が来たりする学校がある。会社が大きければ大きいほど部署間で壁を作るじゃない?「俺は設計だ」「俺は工事部だ」「俺は経理だ」「俺は営業だとか」営業が見積りをやるのは当たり前だけど、工事部が見積りをやるっていうと「何で僕たちが見積りを?それって営業の仕事じゃないんですか?」ってなるし、設計は「設計だからお金のことは分かりません」って。経理も一緒だよね。いっぱい伝票がきて何だか分からないけど払っちゃいました。だから浅くでもいいんで一律知っていれば上手く回る事って出来るじゃん

それは間違いないですね。

営業が見積りを出すにしたって、どんな施工をするか工事部の人が言ってくれないと営業って分からないじゃん?実際現場を知らない人がいるから。デザイナーも大体予算がいくらなのか考えないと自分が満足するものをすごい金額で作ったからって、会社の利益になるかって言ったらならないし、お客さんがそれで喜ぶかって言ったらお客さんは相場観を知らないから100万だ1000万だって言っても金額の差だけで、何が違うのか分からないじゃない?説明を営業ができないとお客さんが何を求めているのかって用途に合わせて提案しなくちゃいけないし、きちんとヒアリングしてそれを設計とか工事部とかコミュニケーション取りあえればもっとスムーズに回すってのが元々のスクールの始まり。それによって見える化するからコストが抑えられるってのがあるし、利益を生む会社になるよね。どこにお金を垂れ流しているか、分かる訳だから。

なるほど。ちょっとでも分かっていれば違いますよね。

今働き方改革だなんだかんだって話があるけど、何かを変えないとイノベーションが起こらないって騒ぎ立てているけどそんなことはない。今までやっていたことをちょっと見返すだけで、なんの負担もなく出来るんですよ。って事もスクールで教えたいなと。

教える内容としては、看板に携わる業務の事ですかね?

携わることもそうだけど、一般教育みたいなものだよね。電話の出方から、挨拶の仕方から。主はそっちのほうになるんだけど。

いつも言っているんだけど、5日間勉強したからと言って出来るようにならないし、1時間の講義32講義やるんだけど、まず覚えてないじゃない?

そうですね。

まず昨日やったことが「何だったかな?」ってなるくらいだから、1週間やったらもう何やったか覚えてないじゃん?ましてやゼロスタートからだから。

新しいものがガンガン入ってくるんで無理ですね

それが32項目入ってくる訳だから、覚えっこないからとりあえず仕事の楽しみを持たないと仕事ってなかなか続かないじゃん?合わない人はやめていっちゃうんだろうけど。何か楽しみがあってやる事を探してあげたいなと、見つけてもらいなという思いもあって学校が始まっている訳なんだけどね。

その学校のアイディア良いですよね。ビーワンでも取り入れていきたいですね。

良いと思うよ。1番良いのは、学校というよりは社内で先に入った人が次に入った人に教える。こういう流れを作ると「人に教えるんだ」っていう人も成長するよね。教えるのってすごい難しいんだけどね。

教える事は難しいですし、でも実は教えている側の方がメリットが大きいと思うんですよね。

教えるメリットはでかい。それでもってはたから見た姿が初めて分かるし、そうしないと井の中の蛙になっていっちゃう。一昔前なんかは、教えないで背中を見てやるとかまだ20~30年前の話だけど、教えないで見てやるとかおかしいよね?(笑)

そうなんですよ(笑)教えた方が絶対効率いいのに。

なんかカッコよく聞こえるけど早く教えてやれよ!(笑)あんたが10年、30年かかった事を、この子に教えてやれよと。30年分のノウハウを教えてやれよって。本でもなんでも作って見せてあげろよ。そうすれば、この子は30年分のノウハウをヘンな話、1年でやった時「この子の29年の伸び代はどうなんだろう?」って楽しみ作ってやれよと。あんたの30年この子にまた30年やらせるなよ。昔のジャパニーズはそうだったんだよね。だからどんどん世界から遅れた訳だけど。

同じスピードで同じ枠内でしか成長しないですしね。やっぱどの業界でも似ているところはありますよね。

モノづくりとかやっていれば、似たり寄ったりみんな重なっていくだろうから。

そうですね。抽象的に考えれば結構似てきますよね。

物事のとらえ方は一緒だし、何が違うって言ったら作っている形が違うだけでやっている事はほとんど同じだから。それをやっぱりね1本化して教えていけば、サインスクールに鍛冶屋さんが入ったとしても基本は同じなんだなって事で学べればそれはそれでいいじゃない。

面白いですねー。

こういう事話しているだけでも良い勉強になるんじゃないかな。

今凄い感じる部分があって勉強になってます。

だからこれからは昔のタブーとされていたものが今やったらメチャんこ効率良いかもしれないし、だけどタブーなんて一切手を付けちゃいけない領域になっちゃってるじゃない?そこをほじくってみるとそこってメチャんこいいとこじゃんって今の時代出てきそうな気がするんだよね。

そうですね。突き抜けるにはそうゆう事必要ですね。

タブーがいつからか分からないけど、その時代に合わせたモノの考え方していかなくちゃいけないんだと思うんだよね。





最後に今後の展開なんかあれば教えてください。

場所やモノに依存する事なく臨機応変に展開できる足元にしといたほうがいいかなと思っている。

それを何かあった時に提案しようかなと思っていたんですよね。例えば、自分が請け負っている工場で手が出ないとかそこで作業が出来ない時にユーネクサスで出来るものであれば場所やモノのシェアをしたいなと思ってました。

ある程度ウチも空っぽにしておいて、そういう形考えようかなと思っている。設備を買っちゃっても、フル稼働しないで遊ばして置いたらもったいないんだよね。それ思う。

そうなんですよ。毎日使っていれば分かるんですけどね。

例えば曲げ機をウチが使わない日があったとして、土居さんの所が「曲げ機使わせてよ」ってなって、1日いくらねって決めていいよってなれば、ウチも機会を遊ばせなくて済むし、借りるほうも買わなくて済む訳だし その代わり何にもやってないと機械の元取れる取れないの話にもならないからね。だからお互い空いている時間をうまくやり繰りしていけばお互い良いんじゃないかなと思う。

そうですね。そういう事できれば面白いですね。貸す側も借りる側もメリットあるんでね。

そうすることによって思いもよらなかった商売のネタがどんどん舞い込んでくるんじゃないかって。そうしてお互いどんどん新しい分野に進めていけばいいよね。

何か面白い事が出来そうですね。

そうだね。面白い事をさせるような、するような関係も必要かなと思っている。

ですね。というわけで少し長くなってしまったんですけどここらで終わりたいと思います。

編集するのが大変だな(笑)

ハッハッハー(笑)でもなかなか面白い話が聞けたので・・・

株式会社ユーネクサス 

住所 〒120-0004  東京都足立区東綾瀬3-1-1

事業内容 屋外広告業

URL http://www.u-nexus.co.jp/

設立 2004年11月1日